広告にまつわる話ブログ

広告代理店でマーケティングを担当。好きな広告について語ります。

広告代理店であるあるクライアントからの値引きのパワハラ!

クライアントからのパワハラの主たるもの、それは、、

クライアントからのパワハラは、値引き交渉!

今更ですか?しかも、かなりめちゃくちゃな言い分の突然の値引き交渉。

 

当時、30代の営業職です。(もう、退職しました)景気がいい時はそんなことないんですが、一旦景気が落ち込むと、クライアントから厳しい話が突然持ち上がります。

 

値引交渉です。コマーシャルの媒体費用や、制作案件の費用の値引きなど、ありとあらゆることで値引き交渉をされます。もちろん、業務外の雑用も押し付けられます。

 

代理店とクライアントの力関係から、これは必然です。 値引き交渉で最悪なのが、制作物の作業が一通り終わったあとに、たまたまなのか?狙って言ってきているのかは?

 

嫌がらせなのか?は定かではありませんが、突然、一方的に要求されます。

 

そんな時は、あまりの無茶振りに、いくらクライアント様とはいえ、頭にきます。「それなら、どうしてもっと早くに言ってくれないのか?一体、今までの労力はなんだったのだろうか?」と、机をひっくり返したくなります。

 

そして、またこの交渉に多くの時間を費やしことになり、会社に寝泊まり、サービス残業の嵐となるわけです。

 

会社に持ち帰り、社内でもう一度精査しなおしていると、「見積もりが遅い、料金高すぎ、もっと安くできるだろ!」と、高圧的な態度で怒鳴り散らしてきます。

 

「気に入らないんならやめれば!」と、キッパリと言いたいことは山々ですが、代理店とクライアントの関係上、こちらが妥協するしかありません。

 

なんたって付き合いの長いクライアントさんなんでこちらが折れるしか選択肢がないんです。

 

名目上、丁寧に議論して費用は決定されますが、半ば力技での決着になるわけです。広告代理店に勤めていると、こんなことの繰り返しです。

 

毎月、月末起こるこのやりとりは不毛と言えます。これで能力が身につくわけではない。調整役ですからね。

 

でもこの汚れ仕事も誰かがやらなければなりません。そうなれば仕事としては成り立つだけです。

 

電通博報堂であれば、クライアントからパワハラは当たり前と感じる

それは高い年収を得ているから、そのぐらい聞いてやるよ。と言うスタンスになるわけです。モチベートは年収ですから、やる気が出ると言うよりは、仕方がないな。と言う感じです飲み込んでしまうのです。

 

そんなことが続くので、肉体的にも精神的にもしんどくなります。

 

このままでは心の病にかかってしまいそうだったので、転職を決意して、現在では全く違う業種で働いています。