広告にまつわる話ブログ

広告代理店でマーケティングを担当。好きな広告について語ります。

広告代理店の人事評価は厳しい

うちの会社は主にパチンコやパチスロのチラシを制作している会社です。

世間ではあまり知られていませんが、こういった店はいわゆる海外から日本に移住した人が経営していることが多いのです。

 

うちの社長も名前だけ見れば日本人ですが、実は外国の方です。

それは別にいいのですが、納得がいかないのは縁故採用が多いことです。

 

突然、社長の親戚にあたるという方が入社し、我々のような何年も勤務している社員を飛び越して、1ヶ月足らずの研修を経て新設の地方営業所の所長として抜擢されることがあります。

 

在籍する社員への評価についても、営業成績というよりも社長からいかに好かれているかで決まる印象でした。社長の親戚や同郷の社員は誘われて夜飲み歩いてるようですが、そういった社員は評価されて出世することが多いように思います。

 

ですがそういった縁故採用や身内贔屓ともとられかねない人事評価に納得がいかず、辞めていく社員も多かったです。

 

今の会社に未来があるかと言われたら、かなり厳しいと思います。以前よりパチンコ店は経営が厳しいところが多かったのですが、昨年からの自粛により更に売上が減った店舗が多く、広告予算も削られています。

 

またクライアントの広告出稿についても今までのチラシのような媒体ではなく、YouTuberに打ってもらってそれを動画にするような戦略を打ち出している店舗も出てきています。

 

うちの会社もクライアントから値引きを度々要求されており、全体の売上が減少しています。昨年からはパチンコ店以外からの仕事も受注しようとしていますが、成果はあまりでていません。以前のイケイケだった雰囲気はもうありません。

 

今後もこの会社で働き続ける気持ちが持てないため、転職活動をすることにしました。

やはり今後はネットを活用した広告宣伝をやっていなかいとならないと考えて、動画の制作会社はどうかと考えています。

 

チラシ広告も嫌いではないですし、今後も全くなくなることはない。と思いますが、伸びるとも思えません。

 

伸長している分野の仕事をした方が効率的ですし、くいっぱぐれない。と考えているからです。

 

動画の広告代理店業界がどうなっているのか、もっとリサーチしたいので、転職サイトを活用してみようと考えています。

 

どうやって自分のスキルを高めればいいのかと悩んでいました。はやり動画制作の勉強をもっとするべきではないかと思うのです。

 

そこで、ある動画編集を教えてくれるところに通うことにしました。サムネールの作り方や企画の作り方など。

 

編集やテロップの入れ方など様々作ることができるようになりました。いままで仕事では暗くて辛いことばかりでしたが、スキルさえあれば上手くキャリアアップできるように思います。

 

実際、私はその動画制作の作品をTwitterで告知したりしたところ、いまの会社の人が面白いと言って、採用の面談に進めることができたのです。

 

なんでもやってみることなんだと改めて感じました。みなさんもやりたいことや興味があることがあればどんどんやってみることだと思います。