広告にまつわる話ブログ

広告代理店でマーケティングを担当。好きな広告について語ります。

広告代理店の電通の内定が難しい自己PRの書き方とは

広告代理店の電通の内定が難しい自己PRの書き方とは

広告代理店と言えば電通をイメージする方が多いはずです。

そんな電通はとても就職の内定が厳しく、人気も高い企業として多くの学生や中途採用希望者が挫折し、回避する傾向の多い企業でもあります。

しかし、基本を押さえて自分の希望や自己PRをきちんと行えば、採用枠も大きい分、決して不可能ではないはずです。

今回、日本を代表する総合広告代理店、電通の内定を通すために目指したい自己PRの書き方を様々な角度からお話ししていきましょう。

 

基本の志望動機の書き方

基本の志望動機を抑えることが内定獲得の難しい電通の自己PRの第一歩です。

しかし、一般的な志望動機では電通はおろか広告代理店の内定を得ることが困難と言っても過言ではありません。

そんな基本となる志望動機の書き方にはポイントがあります。

そのポイントとは、成し遂げたいことに基づいた書き方、自分の適性について書く方法といった2つの視点を押さえておくことが重要です。

この2点についてそれぞれ解説していきましょう。

 

 成し遂げたいことに基づいて書く方法

成し遂げたいことについて基づく書き方として事前に準備するのは電通をはじめとした総合広告代理店には、どのような職種があるのかを知り、自分はどうしたいのかを考えることです。

総合広告代理店は、非常に多くの職種から成り立っており、広告のコンテンツそのものを作るクリエイティブ職、クライアントの獲得を目指しコンペに挑み続ける営業職といったいかにも広告代理店の業務といったものももちろんあります。

しかし、実際には市場調査やターゲット調査、戦略策定を行うマーケティング担当や分析を行う分析担当などデータを扱う職種も多くの社員がいます。

これらの職種はどんなものかを知って、それらのうちのどこでどのようなことを成し遂げたいのかを頭の中でまとめましょう。

もちろん紙に書きだして一気にブレインストーミングするのもおすすめです。

電通という特定の大手広告代理店を目指す以前に、まず広告代理店とはどんなものかを知り、具体的に採用担当者がこちらの入社後の姿をイメージさせるような自己PRを行えるようにしておきます。

そうすることで、自分の中でも広告代理店の内定を獲得するという情熱が具体的になり、よりアグレッシブな就活に望めるでしょう。

そういった情熱を加味し、かつ冷静にどこの職種で具体的にどのような活動をしたいのかを書くのです。

自分の適性に基づいて書く方法

自分の適性に基づいて書くという点も重要です。

 

広告代理店は基本的に製品を製造して納品するという、いわゆる製造業などと異なり、サービス業に分類される分野です。

 

そのため、適性もコミュニケーション能力がある点、フットワークの軽さ、情報収集能力といった3つのポイントが求められます。

 

そういった要求に自分が応えられるものは何かを分析し、そのいずれかを軸にPRしましょう。

 

もちろん、これら以外にも営業職はメディア担当のように体育会系のようなタフさで広告枠をメディアから買い付けるような業務も存在します。

 

コミュニケーションはなくとも、小中高大と運動をしてきて体育会系の世界を骨の髄まで知っているというのであれば、そのバックグランドは非常に就活の武器になるでしょう。

 

こういった3つのポイント+体育会系のいずれかの適性を見極めたうえで、先ほどの紹介した総合広告代理店の職種のどれに自分が向いているかを見つけ、その点を書いていくのがおすすめです。

 

広告代理店電通の志望動機の書き方

では具体的にどのような志望動機を持って総合広告代理店で内定を取るのが難しい電通に挑むべきでしょうか。

 

端的に言えば、基本を徹底してプラスアルファで攻めることが重要です。

 

例えば、なぜ電通を志望したのか、電通でなくてはならない理由は何なのか、電通で何を実現したいのかといった点を突き詰めて書いていくことが必要と言えるでしょう。

 

それらについてどのようなものなのか、簡単な例を挙げながら説明していきます。

 

 どうして広告代理店の電通を志望したのか

どんな企業でも言えることですが、どうして広告代理店の電通を志望したのかという点は、最低限すぐに出るようにしておく必要があります。

 

例えば、電通は単独の広告代理店ブランドとしては世界最大級の総合代理店です。

 

確かに海外を見渡せば、イギリスのWPPグループ、ニューヨークのオムニコムグループやインターパブリックグループ、フランスのピュブリシス・グループといった広告代理店が電通よりも巨大な広告代理店グループを形成しています。

 

しかし、これらの広告代理店は異なる複数の広告代理店グループの連合組織であり、縦割りの傾向がある広告代理店グループです。

 

一方電通は単独で電通ブランドの広告代理店グループを形成(一部イージスグループのブランドはあるがメインは電通)しており、横のつながりもある巨大な広告代理店でもあります。

 

こういった点をはじめ、イギリスに海外拠点を持っているという点などを絡めていくのも良いかもしれません。

 

また、総合広告代理店として、非常に広範な業界の広告やマーケティングに参画できると言う点も志望動機にするなど、電通の強みに注目して、その点を志望動機に加えて書いていくのもおすすめです。

 

なぜ電通でなくてはならないのか

なぜ電通でなくてはならないのか、この理由も重要なポイントです。

 

電通は国内最大手の広告代理店であり、2位以下をかなり引き離しています。

つまり、国内の主だったプロジェクトは電通が関わっていることが多く大きな仕事ができるフィールドでもあるのです。

 

こういった国内の最大手という点に注目し、大きな仕事をしたいから電通といったPRポイントにすえてしまうという手もあります。

 

また、電通の長年の歴史から得た信用に魅力を感じたということも絡めたり、最大手や総合代理店といった点、海外に挑める広告代理店といった点など電通の強みに注目して、書いていくということもポイントといえます。

 

先ほどの「どうして電通なのか」については、電通の独自性を書くのに対し、この項目で紹介した「なぜ電通か」は、電通の強さについて触れていくというイメージが良いのではないでしょうか。

 

 

実現したいことや将来の目標

先ほど触れた2点を踏まえて、自分は電通で何を実現したいのか、自分という社会人の人生として将来の目標は何なのかについて最後に書いていきます。

 

仮に電通に就職し、勤務することになったらどのような仕事をしてどのような目標に向かって頑張っていくのか、採用担当者に目の前の求職者(あなた)が入ったらどのような働きをしてくれるのかをありありとイメージできるようなものが理想です。

 

この点は非常に多くの求職者の方が様々な視点から書いているため、難しいと思われるかもしれませんが、まずはありのままの自分の目標を書いて、その上で遂行していくのが良いかもしれません。

 

 広告代理店の電通の自己PR とは

広告代理店の電通の自己PRは電通に入社後生かせる能力を記載すること、勤務したら将来的にどのような人材になっていくかを伝えることが重要です。

 

この将来性や能力のPRは新卒者はもちろんのこと中途採用者であっても例外ではなく、入念に考えておく必要があるでしょう。

 

 電通の自己PRの例文

参考までに電通の自己PRの例文を紹介します。

 

キャリア採用の志望職種について短文ながらケースごとにまとめていきましょう。

 

第二新卒でクリエイティブ職志望の場合は、

「私は、A広告代理店でクリエイティブ職に勤務し、中小企業のプロモーション企画における広告コンテンツの制作を行っていました。

 

勤務していたころは、ADC広告協会賞の受賞作品やヤングカンヌの賞も通過したことがあります。

 

より大型のプロモーション企画に取り組みたいと考え、国内最大級の総合広告代理店である貴社を志望いたしました。

 

特に国内外を問わず先進的な技術を積極的に取り入れる貴社に可能性を強く感じています。

私自身も広告賞を受賞後、新しい新しい技術の習得にも元職の頃から磨いており、貴社においても早期から経験・スキルを発揮できるものと考えています。

 

これらはあくまで参考程度にとどめて、何例か作成し、自分や可能であれば関係者(OBやOGで電通に勤めている方が理想)に見てもらって内容を吟味していくのが理想といえます。

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